よくあるご質問


幼稚部では座学の時間が短く、手遊びや歌・おゆうぎ・工作などで使うものや身近なものが教材の中心ですが、文字学習のワークブックも一冊使用しています。

小学部では在スイス日本大使館より無償配布される文科省指定の国語の教科書(光村図書出版)に加え、授業内、および家庭学習で使用するドリルや学校独自のプリント等、そして3年生からは国語辞典、4年生からは漢字辞典も併用しています。

使用教材は毎年6月頃に新学期の持ち物のお知らせをしますので、学校経由でしか入手できない一部の漢字ドリルを除いては、各ご家庭で8月の新学期までに購入してください。

プリントなどのコピー代および工作材料費等は、1授業あたり2フランをあらかじめ授業料内に含んでいます。

在スイス日本大使館の教科書無償配布にお申し込みいただくと、日本での就学年齢・学年に則した全教科の教科書を、3月と9月の年2回受領できます。受け取りには個人で受け取る方法と、ツーク日本語学校で受け取る方法があります。学校で受け取る場合はスイス国内の郵送料を受け取り児童数で割った額をご負担いただきます。詳しくはこちらをご覧いただいた上、学校で受け取りをされたい場合は運営委員会までお問い合わせください。但し、申込時期や年齢によっては、必要な教科書が入手できない場合もありますので、申込期限には十分にご注意ください。

教科書無償配布に申し込まれない場合、または日本式学齢とはちがう学年の国語の教科書が必要な場合は自費購入となりますので下記サイトや、日本に規制された際に各自で光村図書出版の国語の教科書をご購入ください。
(海外から教科書が入手できるサイトの一例)
OCS海外新聞普及株式会社
広島教販
教科書は、4年に1度大幅な改定(単元や内容の変更)がおこなわれますが、改定後の現行版であれば、ご兄弟が使われていたものを使用しても構いません。

  • 日本の教員免許取得者
  • 日本または海外で幼児や小中学生に塾等で教えた職歴
  • 海外での日本語・継承語教育の経験

これらの3つの要素のいずれかを必須条件として、適切な面談を行い、意欲と能力を備えた教員を採用しています。

また、担任教員の病欠等に備え、代講教員も確保しております。
教員は校内・校外研修や連絡会への出席を重ね、継承語教育の知識を一層深めるよう常に努めています。

45分授業を2コマ、計90分が1クラスの授業時間です。クラスによっては、5分から10分程度の休憩を挟むこともあります。

ツーク州の学校休暇を除いた毎週水曜日、年におよそ38回程度の授業があります。

幼稚部や小学部低学年クラスでは、ひとつひとつの活動を短めにし、身体を動かす学習法や歌・休憩を有効に活用して授業を進めています。

授業はクラスによって前半もしくは後半スタートとなります。

前半(1, 2時間目)14:00-15:30 のクラスの場合は、始業時間には授業を開始できるように13.55までに入室・着席してください。また授業終了後は任意参加として15:35-15:40の間は読み聞かせ活動があり、その後隔週で図書の貸出が16時まであります。

後半(3, 4時間目)15:45-17:15のクラスの場合、隔週で行なっている図書の貸出時に、お子さんが本をご自分で選びたい場合には15:20頃登校し、本を貸りたあと、15.35-15:40から読み聞かせに活動参加し、その後授業開始となりますが、授業直前にしか登校できない場合でも、できるだけ15:40までには入室・着席してください。保護者の方が貸出本を選ばれたい場合は隔週で16時まで本の貸出を行っています。

週に 1 度の日本語学校の授業だけでは、日本語力の維持・向上は大変困難です。 「ご家庭の日々のサポート」と「日本語学校の授業」を常にセットでお考えください。児童が学校の授業に楽しく参加するためには、毎週の宿題による復習は不可欠です。クラスと習熟度により量や内容は異なりますが、幼稚部では文字学習、小学部では漢字学習と音読を中心に一週間分を授業時に配付します。⻑期休暇中も宿題はあります。読み書きから⻑期間離れてしまうと、子どもたちは大人が驚くほどに忘れてしまうからです。

学習の理解度を確認するとともに学習習慣の定着を促すために、保護者が隣に座って、一緒に学習する時間を設定するなどのご協力をお願いします。

欠席する日が事前に分かっている場合は、連絡帳やSMS等、後で確認できる形式で担任教員に連絡し、当日の場合は電話もしくはSMSで必ず連絡をしてください。

欠席した場合は、授業後に担任教員より宿題が自宅まで送付されます。宿題送付用として、封筒(幼稚部と 1 年生はC5、小学部 2 年生以上はC4サイズ)に児童の氏名と送付先を記入し、切手(幼稚部と1年生は1フラン、小学部2年生以上は2フラン)を貼り、始業日に担任教員に提出してください。封筒が使用された後は、速やかに追加提出してください。事前に欠席日が分かっている場合でも、該当授業日より前に宿題を受け取ることはできません。

 授業を3回以上連続して欠席する場合には、長期欠席の連絡が必要です。担任教員には書面にて、並びに運営委員会にはEメール(info@jszug.ch)にて、できるだけ早めに連絡してください。休暇を挟んで授業を3回以上欠席する場合も同様です。欠席する日程に変更があった際も、忘れずに再度ご連絡ください。

担任教員に直接、電話又はSMS等でご連絡ください。もしも担任教員に当日に連絡がつかない場合は、念の為同じクラスの保護者へ言付けをお願いします。

授業後に担任教員が宿題送付用封筒に入れて翌週分の宿題を郵送します。封筒は使用後に必ず追加提出してください。

 

ツーク 市の学校休暇に準じます。ツーク 市以外から通われる方は、長期休暇の日程等が異なる可能性がありますので、ご注意ください。

幼稚部では工作に使用するのりやはさみなど、小学部では教科書以外にドリル数冊、ノート数冊、筆記用具、3年生からは国語辞典、4年生からは漢字辞典が必要です。また、教室内で履く上履きもご用意ください。上履きは現地校の体育の授業で使用している体育館シューズで構いません。

詳細は、夏休み前に配布する「学校のしおり」内の持ち物リストをご覧ください。

1授業あたりの費用(2019年度授業料20フランと教材費2フラン、合計22フラン)に授業回数をかけた金額を学期ごとの授業料とし、8月に1学期分を、2月に2学期分を請求します。授業料についての詳細は、授業料のページをごらんください。なお、授業料はその年度の児童数・クラス数により変動しますので、予めご了承ください。

そのほかにドリル等の購入費(年間4000円を上限としています)、それから1家庭ごとにツーク 日本語学校協会の年会費(2019年度は70フラン)が必要です。

全てを合計すると年間で児童一人当たり約950フランの費用が必要です。

授業料は、 児童数と教員給与に見合う収支計算により算出し、設定しているため、授業料の返還はいかなる場合もいたしかねます。

休学は、一学期・二学期それぞれの全期間を通しての場合のみを対象とします。学期途中の休学および授業料免除は認められません。

休学期間前の期限までに「休学届」を提出することにより、次学期分の授業料の免除が認められます。2学期からの休学は12月1日、次年度1学期からの休学は5月1日までに休学届けを提出してください。この期限を過ぎてから申請をされた場合は、キャンセル料として次学期分全額の授業料の請求、および発注済み教材の買い取り義務が生じますので、十分お気をつけください。

休学届は運営委員会までお申し出ください。

次学期からの復学には、前学期内に「復学届」を提出することが必要です。

納入いただいた会費は、授業以外に発生する諸経費(教員研修、サーバー維持費、備品購入など)に充てています。2019年現在の年会費は70フランです。

また、運営委員は任期中は協会費が免除となります。

詳しくは、協会についてをご一読ください。

学校敷地内に駐車場はありません。最寄りの有料駐車場をご利用ください。そちらに空きがない場合は、下記の少し離れた駐車場の利用もご検討ください。
(詳しくはアクセスのページを参照してください)
また、HPS 校舎前には、タクシー駐車専用の⻩色で囲った部分がありますが、その場所と近辺にはいかなる場合も駐車しないでください。
近くに停車して駐車場が空くのを待つことは、通行の妨げになるのでご遠慮ください。

教室の場所は、毎年4月に次年度のクラス数と児童数を予想しながらツーク 市に申請しています。しかし、割り当てられる教室は水曜日の午後に使用されていない場所に限定されるため、毎年変更になる可能性もあります。

以下の入学条件をご確認ください。

  • お子さんが当校の規定する入学年齢に達し、集団活動をする準備ができていること。
  • ご両親の少なくともどちらかが日本語話者で、お子さんが家庭で日常的に日本語を話したり聞いたりする環境で生活していること。
  • ご両親のどちらかが学校や教員からの日本語でのメールやお知らせに日本語で無理なく対応できること。
  • ご両親の少なくともどちらか1名がツーク日本語学校協会に入会し、学校運営に関わる作業に無償で協力すること。(作業の代わりに寄付での貢献も可能)

クラスの定員に空きがある限り、編入も可能です。詳しくはお問い合わせください。

幼稚部は教室の大きさと安全面から、年中は1クラス10名前後、年長クラスは13名を定員としております。

小学部のクラスは特に定員を設けておりませんが、現在のところ、1クラスあたりの児童数は6名から13名です。

HSK(継承語と文化プログラム)の認定校としてツーク市から認められてことから、毎年無償で教室を貸与していただいているため、教室を借りる費用がかかっていません。

また、ツーク 日本語学校協会の協会員である全ての保護者の方に様々な学校運営に関わる作業を分担しながら、ボランティアとして協力していただいていることも費用を安く抑えられている重要な要因です。

ツーク市の小学校と同じように、当校では小学部2年生から担任教員が1学期と2学期末にドイツ語の成績証明書を作成し、それを現地小学校に提出することにより、現地小学校のHSKの項目内で日本語の成績が記載されます。2019年度からは1から6の成績での記載ではなく、「履修」とすることも可能になる予定です。

また、インターナショナルスクールに通われている場合等、ドイツ語の成績証明書が不要な場合は、日本語での成績表をお渡ししていますが、ドイツ語の成績証明書か日本語の成績表かどちらか一方のみの配布となります、両方の作成はいたしかねます。詳しくは担任教員または運営委員にご相談ください。

毎年3月に行う学校説明会の終了後から、新規入学申込書を受け付けます。ただし、在籍児童のご兄弟の入学に関してはその前に優先的に受け付けます。

新規入学の1次締め切りは4月30日です。ただしこの時点では時間割と教室の所在地が確定していません。その点を御承知いただいた上で入学申し込みを提出してください。

定員に空きがある場合は、2次募集を行います。2次募集の締切は6月中頃です。時間割と教室が確定してから申し込みをされたい場合は、6月初頭にお知らせする、確定後の時間割と教室の所在地を確認してから2次募集の期日内に申し込みをしてください。

5月1日以降に入学をキャンセルされる場合にはキャンセル料として次学期分の授業料全額の請求と発注済み教材の買い取り義務が生じますので十分お気をつけください。

2次募集の期日を過ぎましても、定員に空きがある限り入学申請を受け付けますが、学校一括購入でしか入手できない教材等の手配が割高になる可能性がありますことを、予めご了承ください。

入学申込書はお問い合わせフォームよりご請求ください。

その年の4月1日の時点で満4歳になるお子さんであれば、現地校の幼稚園に通っているかどうかにかかわらず、同年8月からの新学期より当校の幼稚部に入学できます。

4月2日から7月31日に生まれたお子さんで、お住いの地域の現地校の学年とのズレが生じる場合のみ「早期」入学を許可する場合がありますが、当校での集団活動の準備ができているという基準を、「スイスで幼稚園に通われているかどうか」で判断しますので、もしも同年8月からの現地幼稚園の入学を遅らせた場合には、当校の幼稚部年中クラスへの入学はできません。

以前は中学部も設定しておりましたが、生徒の卒業により、現在は中学部は設けておりません。しかし将来的にクラスの設立に十分な生徒が集まれば、中学部の設置も可能です。